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【法定金利】銀行系カードローンだけで借り入れしている場合でも、債務整理できるのか?

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銀行系カードローンだけで借り入れしている場合でも、債務整理できるのか?

銀行系カードローンは、”消費者金融” や “ノンバンク系カードローン” に比べて金利が低いことが特徴です。

しかもグレーゾーン金利とは無関係の時期が多く、債務整理をしてもあまり意味がないような印象もあります。

しかし銀行系カードローンで借り入れをしていた場合でも債務整理が全くもって無意味ではなく、今までの支払いを大きく圧縮することも可能です。

銀行系カードローンは、総量規制(年収による規制)の対象外!

そもそも銀行系カードローンの特徴として、総量規制の対象外が挙げられます。

総量規制は年収の3分の1以下まで借りられるものの、それを超える金額はダメというルールです。

主に消費者金融がその対象となっていますが、銀行系カードローンはその対象外です。

そのため多くの人が銀行系カードローンを利用しており、多くの借金をしているのが今の現状です。

年利こそ消費者金融に比べて低いものの、それでもその金利は10%以上に設定されており返済を考えていくと結構な重荷になっていることは間違いありません。

債務整理に応じてくれる可能性が高い?

また銀行系カードローンは、債務整理に応じる可能性が高い点には、「経営基盤が磐石である」ということが挙げられます。

過払い金請求がブームだった頃、多くの消費者金融は過払い金請求に対応するために多くのお金を残さざるを得ず、最終的にいくつかの消費者金融が倒産に追い込まれたり銀行のグループに入ったりして対応を迫られました。

それほど経営基盤が磐石でなかったため、磐石にさせるためにあの手この手で生き残りをかけることになりました。

その点銀行は経営基盤が最初から磐石であり、むしろイメージの悪化を避けるために穏便な解決法を模索する可能性が高いと言えます。

債務は目に見えて減っていく・・・?

実際に債務整理となった場合、ほとんどのケースでは利息のカットが成立します。

将来に支払う利息がカットされ、元金だけを返していく形になるため債務は目に見えて減っていきます。

一部の会社はこうした利息のカットには応じませんが、たいていの場合は経営基盤がよくないところです。

銀行などは基盤がしっかりしている分、利息のカットには応じてくれる可能性が高いです。

それでいて今までの支払いを見直してより負担の少ない形で借金返済をしていくことができ、最終的に毎月の支払いを多少圧縮していくことが可能です。

ただし、注意すべき点がある!

ただ注意したい点がいくつかあります。

同じ系列の銀行に残高がある場合

まずは銀行系カードローンの系列の銀行に残高がある場合です。

もし残高がある状態で債務整理をする場合、銀行にある残高が丸々利用されてしまいます。

もし給与口座にしている場合はそこに給与が振り込まれるために、そのタイミングで凍結されてしまう可能性があります。

借金の返済のスピードこそ上がるものの生活していけない可能性すら出てきます。

もし任意整理などのことをする際には銀行の口座に注意を払うことが求められます。

そして別の銀行口座に貯金などは移しておくというのも大事です。

特に年金で何とか返済をしていきたい場合はその年金口座が凍結される事態は絶対に避けなければなりません。

事前に手続きをする必要があるだけでなく、そのあたりは司法書士や弁護士と協議して決めていくことが必要です。

保証会社について

次に銀行系カードローンの保証会社についてです。

債務整理をする場合、保証会社に対して代位弁済を行ってもらい交渉の窓口が保証会社に変わります。

例えば別に利用しているカードローンが同じ保証会社だった場合、そのカードローンの債務に関しても巻き込まれる形で対象となってしまいます。

融通をきかせるために残していたにもかかわらず、それができなくなるために注意が必要です。

消費者金融などを利用する場合は保証会社の部分にまで注意して利用していくことが求められ、その場合の対策も考えておかないと大変なことになっていきます。

【結論】銀行系カードローンはメリット大

そうしたことに注意さえしていれば、ほとんどの銀行は利息のカットには応じてくれるため安心です。

劇的に返済額が減るわけではないものの、今まで利息の支払いをしていた分を他に回せるため効率的な返済が可能です。

例えば利息を含めて1つのカードローンにつき2万円の返済をしていたとすれば、数千円程度は圧縮できるためそれを他の借金返済に活用できます。

今までと同じ返済額を続けていけばより速いスピードで借金の完済が可能です。

早めに借金が完済することはメリットが大きく、ローンを組める時期を早めることができるなどのプラス面が考えられます。

過払い金請求のイメージが強く、整理していくのは難しいのではないかと思っている債務者は多くいます。

「自分は関係ない?」と思っても、まずは弁護士へ相談することが大事!

どんな借金であっても弁護士などに相談をすることで多少は負担軽減につながる可能性があるため相談することをおすすめします。

特に今まで滞ることなく返済し続けた人ほど信用があるため、利息カットなどに応じやすくなります。

一括返済で元金も圧縮するなどのことまで引き出していくためには腕利きの弁護士などにお願いするのも1つの手です。

今後それを考えている人も今はしっかりと返済をし、計画的に整理することがおすすめです。

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