このページの先頭です

債務整理で元金って減るものなのか?仕組みを理解していないあなたへ分かりやすく解説

812views

投稿日:

元金が “減る場合” と “減らない場合” がある

債務整理で元金は “減る場合” と “減らない場合” があります。

元金が減る場合

減る場合ですが、利息制限法に基づいた計算を行って現在支払いをされている金利が利息制限法より高い場合は金利の再計算を行う事が可能になります。

再計算で金利を適正な物にすると今まで支払いをしすぎていた金利分を元金の返済に充てる事ができますので、元金を減らす事が可能になります。

また今後の支払いについても今まで支払いをしていた金利より低くなりますので、返済が楽になります。

さらに借金をしていた期間が長い場合には金利を多く支払いすぎていた為、元金が減るだけではなく、過払い金が発生する可能性もあります。

過払い金が発生すると手元にお金が戻ってくるのとそれ以上返済をする必要もなくなりますので、今後の返済を行う必要はあるのです。

借金を長期間している方にはメリットが大きい

このように、債務整理はデメリットもありますが、借金を長期間している方にはメリットが大きい方法と言えます。

特に高金利で借金していた場合は短い返済期間でも過払い金が発生する可能性があるので、法律の専門家を訪問し、現在の状況を相談する方が、借金の早期返済に繋がります。

もちろんデメリットも

またデメリットとしては信用情報に傷が付くことです。

信用情報に傷が付いてしまうと暫くの間は新たに借金をする事が出来なくなります。

またカードも新規で作る事が難しくなります。

但し、信用情報に傷が付いても家族や会社にバレたりする訳ではないので、其処まで怖いことではありません。

カードやローンも数年経てば再度作ったり組んだりする事も可能になります。

信用情報の傷も時間が経てば消えますので、大きな借金をして悩んでいる方には債務整理をするのを検討するべきです。

元金が減らない場合

ただ、元金を減らすのが難しい方も中には居られます。

それは元々低金利で借りられており、借りている金額も少なく、期間も短い場合です。

この様な時は利息制限法を用いても減らす事が難しいです。

但し絶対ではないので、諦めずに法律の専門家に相談してみる事にして下さい。

自分は「減らない」と思っていたのに、実は「減る」方に該当していた・・・なんていうのは、頻繁に聞く話ですからね。

減らす交渉に応じてくれることも?

他にも債務整理を行うと金融業者によっては借金を減らす交渉に応じてくれる可能性があります。

例えば一括返済をするので、元金を減らす交渉に応じてくれる可能性が考えられます。

またその他の交渉として分割の回数や利息をカットする等、様々な交渉があるので、債務整理の仕組みをよく理解する事が大切です。

とにかく弁護士が頼りになる

私も実際に大きな借金をしていた事があり、債務整理を行いました。

その時に担当して頂いた弁護士の先生はとても良い方で、私の収入の計算をしてくれて、支出のバランスを考えた返済方法の交渉を金融業者にして頂く事ができました。

交渉は長期間に及びましたが、先生も粘り強く頑張って頂いて、かなりの金額を減らす事が出来ました。

交渉中はどうなるか心配でしたが、先生は大丈夫だから安心して待っていて下さいと何度も優しくお声を掛けてくれました。

その言葉を信用して私は待つ事にしました。

先生が親身になってくれていたので、安心して任せる事が出来たのも良かったです。

おかげで今では全ての借金を返済する事が出来て、自由な暮らしを満喫する事が出来る様になりました。

もう二度と借金はしないと誓いました。

仕組みを理解すると判断しやすくなる

ここまで大まかな説明を行いましたが、仕組みを理解する事により自分でもある程度どこまで減らす事が出来るのか計算してみると整理したほうが良いのか、それとも自力で返すのが良いのか判断できるはずです。

またその計算を行う為には今までの取引した履歴が必要となりますので、借り入れをしている金融業者に取引履歴のデータの一覧を送付してもらう様にして下さい。

そのデータを元に利息制限法に基づいた計算を行うと自分の借り入れ状況がより深く理解できます。

自分で計算をするのが難しいのならそのまま法律の専門家に持込を行えば計算をしてくれますので、相談に行く際は必ず持って行くようにして下さい。

口頭だけの説明ではきちんとした計算を行うことは出来ませんからね。

データを出すのを嫌がられた場合は、どうすべき?

また金融業者によっては、データを出すのを嫌がられる所もありますので、その際は法律の専門家を通す事によりスムーズに借り入れ状況を調べていただくことが出来るので、拒否されたとしても不安になる必要はありません。

自分一人で考えているだけでは解決しない事も多いのが借金です。

仕組みをよく理解して、そして弁護士へ相談するのあどの行動を起こす事が大切です。

行動が早い程、今の現状より生活は楽になります。

また過払い金がある場合にはより早く整理を行う事により返済義務も無くなるので、借金自体が無くなります。

そうなると人生設計も建て直しをする事が出来るので、今後の人生をゆっくり考える事が出来ます。

私の借金が無くなってからは本当に心にゆとりが出来ました。

家族も居たので、子供の進学にも頭を悩ませていましたが、今では大学に通わせる事も出来る様になりました。

これも整理を行って、完済できたおかげです。

私のように人生をやり直す為にも、少しの勇気を出して行動してみて下さい。

きっと良い方向に動くはずです。

>> 当サイトオススメの弁護士事務所 <<
(事務所別の特徴などを解説)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です