このページの先頭です

債務整理をすると、減額交渉でどの程度下げてもらえるもの?

148views

投稿日:

債務整理をすると、減額交渉でどの程度下げてもらえるもの?

債務整理で減額交渉ができるのは任意整理ぐらいですが、その任意整理において減額交渉を行う際には色々な要素が大きく関係します。

特にグレーゾーン金利の時代に借金をどれだけしていたのかは大きな影響を与えます。

グレーゾーン金利があった時代は年29.2%以内であればセーフでした。

現在の利息制限法と比較すると最低でも年10%の違いがあり、年29.2%で支払っていた期間が長ければそれだけ過払い金が多く、それで大きく減額させることができます。

ただ2007年からは今の方式で融資が行われており、過払い金で借金の総額を圧縮する方法は段々と現実味を失っています。

多少かかっていたとしてもその額は限定的です。

ここ数年で借金をして債務整理をしたいと考えている人はテレビCMで紹介されているような効果は得られない可能性が高いです。

もし今から任意整理において減額交渉をする場合は実際に交渉を担当する司法書士や弁護士の力量が問われる他、借金をしている人の返済能力が重要です。

債権者側の金融機関の立場から考えると、もし債務の圧縮を求められたとしてもそれを突っぱねることは可能です。

元金と利息分に関しては契約通りしっかりと返済してくださいと言うこと自体は何も問題のない行為です。

しかし返済するのが大変だからそうしたお願いがあるため、もし自己破産や個人再生のやり方で債務整理をされた場合には強制的に債務の圧縮が行われます。

まして自己破産をされればほとんどが消えてしまいます。

それだけは避けたいと思う金融機関がほとんどであり、たいていのケースでは任意整理に応じてくれます。

問題はその幅ですが、借金をどのように返済するかで変わります。

もっともポピュラーな返済方法は5年で完済できるようにするものです。

確実に返済し続けられるのであれば、元金だけでいいので5年間返し続けてほしいというやり方です。

利息の支払いがカットされるため、場合によっては半分近く毎月の支払いが圧縮されます。

ただこの時は元金の減額は難しく、あくまでも利息分のみです。

それでもその効果は大きく、将来的に返済する借金の額はかなり減らせます。

無難に任意整理を行いたい場合はこのやり方で何とかしてもらうのが一番です。

もちろん最長5年ではなくても、それより延ばした形で返済していくことも交渉によっては可能です。

認められない可能性が高くなるため、何かしらの事情が求められます。

例えば債務者側が自己破産を避けたい場合です。

自己破産のデメリットは一部の職業で失職することであり、それに該当してしまうと債務者は借金返済の必要がなくなる代わりに職を失う危機に立たされます。

それだけは避けたいが5年間では返しきれないのでどうにかしたいという場合に、期間を延ばして返済するやり方が有力です。

それが認められるのは、それまでに滞納させることなく払い続けたことも関係してきます。

元金自体を圧縮したい場合は一括で返済するやり方でないと厳しいです。

現時点で用意できるお金はこれぐらいでそれを支払って借金を帳消しにしてほしいという交渉を行っていきます。

金融機関からすれば、そんな注文はなかなか受け付けなさそうですが一括での返済であればそれを認めるところが多いです。

金融機関ならではの事情がある

これにも金融機関ならではの事情があります。

一括で返済してもらえば、それを別の人に貸し出せばそこでの利息を手にできます。

ゆっくりと返してもらうとその利息の幅も小さくなるため、多少のダメージをそこで負ったとしてもいくらでも挽回できるという計算がそこで働きます。

一括返済によって元金を8割程度まで圧縮してくれる可能性があります。

もし100万円を借りていた場合、100万円と利息分を返済していかないといけませんが一括返済を条件に80万円の返済で許してくれれば債務者にとってみればかなりの得です。

減額交渉によってはさらに圧縮することも可能なため、ここは司法書士や弁護士の腕の見せ所です。

どれだけの圧縮が可能なのか、債務整理を検討する場合はそうした部分を見ていくことが大切です。

もちろん一括返済をする場合はその資金のアテがあるのかなどを整理する必要があり、そこで結構な苦労を重ねることがよくあります。

減額交渉によって将来支払う利息分がカットされるか、元金を8割程度にしてくれるかそのいずれかということになっていきます。

実際に減額交渉の成果を知るには元金のみの返済と利息込みの返済の差を調べればすぐに出せます。

100万円以上を借りていれば数十万円単位下がることも十分に考えられます。

債務整理をする場合には安直に自己破産や個人再生の手続きをするのではなく、任意整理で借金返済をしていくことがおすすめです。

その際には腕利きの専門家を頼むことが大切です。

そして今までに借金の返済をしっかりとしていた人ほどその効果は得やすいため、マジメな人ほど有利に交渉が進められます。

>> 当サイトオススメの弁護士事務所 <<
(事務所別の特徴などを解説)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です