反省もなく夫が借金を抱えていたら
男性は一家の大黒柱となって働くことが多いこともあり家計を支えてくれる一方、家族に迷惑をかけまいと一人で背負いこむことも多いものです。
一度借金をして上手く返せて事なきを得ると、繰り返しては返済して、というルーティンが出来上がってしまい反省や危機感無く家のため、自身の趣味や生活のための借金を繰り返しているのかもしれません。
ここでは、夫がそうなっていたらどうすればいいかを考えます。
借金癖は治らないものでしょうか
習慣的に借金を繰り返していることを借金癖、と呼称する方もいるようですが、借金癖の原因は稼ぎより本人の性格によるものがあります。
楽天的で何とかなる、が口癖の方であったり先々の見通しが上手く立てられないような方であれば習慣的に借金をしてしまうことがあります。
また、自身の欲求を我慢できず、どうしてもやりたい、という事柄ばかりが増えてしまう方もまた切迫した欲求とお財布事情を勘案できず借金を重ねてしまうようです。
ギャンブルやタバコ、アルコールなどに加えて近年はゲームなどに依存する状態が続いた場合でも断ち切ることが最上の精神的苦痛になるため、依存の継続を図って借金を重ねてしまうことが考えられます。
では、旦那さんについて思うところはありませんでしょうか。
妻として、そういったケースに対処するためにはやはり、夫婦間における話し合いを増やすことがまず重要です。
楽天的で見通しを立てるのが下手な方であれば妻に家計を預ける、ということも手ですし、欲求が我慢できない方であれば飽きずに続けられる趣味など欲求に代替できそうなものを探してあげてください。
依存が見られてお金が必要な場合、病識の有無や程度に関わらず精神科の診療範疇である可能性があります。
借金があって大丈夫かどうか話しかけづらい、という場合であれば尚更夫婦間で話し合い情報共有が行わなければならないはずです。
今後の良好な夫婦関係、生活を手放さないためにも、ここはしっかり夫の懐に踏み込まなくてはなりません。
それでも借金を重ねてしまう夫のための最終手段
夫婦間での話し合いの甲斐なく夫が借金を繰り返しているのであれば由々しき問題です。
自力で返せているのならまだ許容できますが、これから何かがあって上手く返済できなくなったら、という未来のことを考えると心穏やかではいられないでしょう。
そんな旦那さんが心配な奥さんにとって切り札とでも言えるのが貸付自粛制度、という制度です。
金融機関に対して、お金を貸さないでくださいという旨の登録を行うことを指し、この登録を受けた場合は残念ながら新たな借入が出来なくなります。
借金癖を治せないなら借金を出来なくしてしまうのがこの対策の真髄であり、かなり荒療治的な手法であると言えるでしょう。
ただし、登録のためには勤務先の情報や本人電話番号などを登録しなくてはならず、手放しで同意してくれるか、というと旦那さん次第であると言わざるを得ません。
不意打ちのように利用するのではなく、夫婦での話し合いの結果としてこの制度を利用することが出来れば、円満に繰り返す借金から足を抜くことが出来るでしょう。
本当の最終手段、債務整理
本当に反省し、心を入れ替えたとしても借金の額面は変化してくれません。
借金することをやめたとしても、返済がまだ残っているのです。
計画的な返済を行うことが考えづらい額面だった場合、債務整理を行い、借金の減額や棒引きを目指します。
法的な手段によって借金の額を明らかにして債権者に債権を放棄してもらう、というのが自己破産といって最もよく知られているであろう手段ですが、減額を目的とする任意整理というものもあり、夫に自身の借りた額を自覚して貰うにはこちらのほうがむしろいいかもしれません。
債務整理を行うとブラックリストに名前が載るために今後の借金が出来なくなり、伴って社会的な信用も無くなると言ってもいいでしょう。
そんな生活こそ心に塗る最良の薬たりえるのかもしれません。
夫がなぜ借金をするのか、反省よりも大事なこと
性格的な要因や経済的な事情など、借金をしてしまう背景は十人十色です。
しかし、不必要に借金をしてしまうことはなく、どうしても手元にまとまったお金が必要、というときに借金をしてしまうのです。
どうして夫にはまとまったお金が必要だったのか、そこを明らかにしていくことこそ借金をやめさせることのエントランスなのでしょう。
大事なのは旦那さんに寄り添ったうえで、借金を完済しきれるよう共に頑張っていくことです。