夫の借金返済が終わらない!疲れたときの対処法はある?
夫婦でお財布を一緒にすると、夫が抱えている借金も妻が一緒になって返済していかなければなりませんよね。
少額であればすぐに終わりますが、返済に何年もかかるような場合「私の借金じゃないのに、なぜこんなに苦労しなければならないのだ」と不満に思う女性もいるでしょう。
そんな時にできる対処法を、いくつか紹介していきます。
家計を夫に任せてみよう
家のお金をすべて管理しているという主婦の人もたくさんいるでしょう。
いつも数字と向き合っているからこそ、借金がどれだけ家計にダメージを与えているのかを理解しています。
しかし、借金をしている当の本人はどうでしょうか?家計を奥さんに任せることで「きちんとやりくりをしてくれるから大丈夫」と丸投げしている状態になっている家庭も少なくはないでしょう。
中には、残金がいくらなのかを把握していない夫もいます。
無責任な夫に対して腹が立つ人もいるでしょうし、疲れて毎日ため息が出るという人もいるでしょう。
そんな時には、家計を全部夫に丸投げしてみてください。
「来月から家計を管理してね」と家計簿とともに押し付けると、夫は恐らく戸惑うでしょう。
しかし、こうでもしなければ、夫は妻に甘えてしまいます。
気づいたら借金を完済しているという程度にしか考えないことがあるので、自分の借金を返済していかなければならないという気持ちを再認識させるためにも、夫に家計を管理してもらうのは大切なことです。
今まで妻に任せきりだった夫も、家計のやりくりを任されてしまえば、今どれだけのお金で生活ができているのか、借金のせいでどれだけ家計にダメージがあるのかを正確な数字で把握できます。
また、夫に家計を任せることで、妻はお金のやりくりを委ねられるストレスから解放されるでしょう。
両親などの家族に相談しよう
お金を借りている以上、それはすべて完済させなければなりません。
しかし、前述したように、借りる場所によっては利息としてプラスのお金がかかるので、総合的な金額は借入時よりも上がります。
毎月数百円や数千円がプラスされるだけなのかもしれませんが、何年も続けば大きな出費になります。
そんな無駄なお金を軽減させる方法があります。
それは、両親などからお金を借りて返済を一旦済ませ、貸してくれた人に少しずつ返済をしていくという方法です。
借りたお金を返すという点では同じですが、知り合いから借りたお金であれば、相手が利子をつけると言わない限り、無金利での借り入れが可能です。
そうなれば、余計なお金を払わなくても良くなるので、多少は家計の負担を減らすことができるでしょう。
借金の返済に疲れた時には、一度残金と、利息込みの返済額を計算してみてください。
金額差を見て驚く人もたくさんいるでしょう。
少しでも無駄なお金がかからないような措置をとることで、同じ返済中の身でも、心にのしかかる負担が少しは軽減されるのではないでしょうか。
弁護士に相談しよう
借金の返済が追い付かない、夫がお金の相談を聞いてくれないなど、借金に対する悩みを持っている主婦はたくさんいます。
そんな人の味方になってくれるのが、法律のプロである弁護士です。
現状で無理なく返済をしていくための相談にのってくれますし、場合によっては、借金をしている夫と直接話をしてくれることもあります。
もちろん、具体的な対処は正式に依頼をしてからになりますが、無料相談を行っている弁護士事務所もあるので、悩んでいる人はまず相談に行ってみるのも1つの手段です。
話を聞いてもらい、それに合ったアドバイスをもらうことで、心が少し楽になることも期待できるでしょう。
妻が抱え込む必要はない!夫と相談して今後の方針を決めよう
元々借金をしたのは夫なので、家計を管理しているからと言って妻が気負う必要はないのです。
家計のやりくりが大変なのであれば、2人で協力して支出を減らしたり、債権者に相談に行くなどの対処をしましょう。
妻ばかりがやりくりを考えていては、疲れてストレスをため込んでしまいます。
少しでも早く解決させるためにも、一度夫と話し合うことがもっとも大切です。