子供がいる場合、早めに対策しよう!夫の借金癖を直すには?
夫に借金癖がある場合、妻である女性にも負担がかかってきます。
子供がいる場合は、借金の返済や生活費だけでなく、教育費もかかってくるでしょう。
子供の教育費などで、本当は貯蓄するべきかもしれません。
そこで、夫の借金癖を直すにはどうしたらいいのかをご紹介します。
また、解決しない時には債務整理や離婚なども考えなくてはなりません。
それらについても、ご説明します。
借金癖は早く対策する!
子供がいる人でも、昔から借金をし続けている場合があります。
ギリギリ返済が出来ている状態や借金が積み重なっている人は、借金癖を直すしかないでしょう。
子供がいる場合は、借金の返済をしていかないと、子供の生活にまで影響が出てしまいます。
借金癖の多くは、ギャンブルや趣味などで依存症になっていることが原因です。
よって、借金癖を克服するためには、借金の原因になっている依存症そのものへの対策が必要でしょう。
治療で治せる依存症の場合は、治療するのも手段です。
夫婦で話し合って、今後の計画を立てる
夫の借金癖と向き合っていくためには、妻が一緒に克服しようとする姿勢が必要です。
まずは、夫婦の給与を妻が管理し、支出などを見直してみましょう。
借金の原因を把握し「何故、借りたのか」「本当に借りる必要はあるのか」「返せる見込みはあるのか」などを話し合うことも大切です。
夫婦で、現在の状況を把握して、今後の返済計画を立ててみましょう。
まずは、夫の給料からコツコツと返済していくことが重要です。
妻の貯金や給料から返済することもありますが、妻に頼ってしまうため、借金癖の克服には逆効果でしょう。
妻のお金を頼ってしまうと、「また借りて、返してもらえばいい」という気持ちを生み出してしまうことがあります。
基本的には、夫の借金を妻が返済する義務はありません。
個人で作った借金に関しては、借りた本人が返すことになっています。
しかし、妻が保証人になっている場合は、妻にも返済義務が発生するので注意しましょう。
借金癖がある人は、妻に内緒で借りることも多く、保証人が誰になっているかの確認も必要です。
保証人がいらない借金の場合、高い利息などがかかることもあるでしょう。
どの金融機関で借金をしているのかでも、借金の返済目途が変わってきます。
もし、返済計画が立てられず、借金が積み重なりそうな時は、弁護士などに相談するのも一つの手段です。
まずは、子供に影響が出ることを、夫に理解してもらわなくてはなりません。
子供が今後苦しまないためにも、早めに行動することが大切なのです。
借金癖が直らない時は、債務整理か離婚を!
どうしても、夫の借金癖が治らない時は、債務整理や離婚という選択になる場合があります。
債務整理では、任意整理か個人再生・自己破産があるので、借金の返済額によって決めるといいでしょう。
自己破産になると、ある程度の生活用品以外の財産は没収されてしまうので、子供の生活にも影響が出てきます。
一からやり直すには自己破産も選択肢になりますが、なるべくなら任意整理か個人再生が望ましいです。
専門家に相談することで、その家庭に合った債務整理方法を教えてくれます。
借金癖が直らずに夫婦で解決できない場合は、離婚することもあるでしょう。
その場合、経済的な理由で婚姻関係を解消することができます。
子供の親権は借金を作っていない妻になりますが、夫からの養育費などは期待できません。
話し合いで納得してから離婚しないと、後からトラブルになることもあります。
夫の借金癖を早く克服し、子供に迷惑をかけないようにしよう!
夫の借金癖は、夫婦だけの問題ではありません。
子供の生活や教育にも影響が出てきます。
借金のせいで子供にまで影響が出てしまうと、債務整理や離婚なども検討した方がいいでしょう。
しかし、借金癖を克服できるなら、まずは直す努力が必要です。
もし、借金癖が直らない場合は、弁護士に無料相談してみるのもいいでしょう。